専門領域の構成

言語系コース「国語」は、「国語科教育」「国語学」「国文学」「書写書道」の4つの領域により構成されています。

■国語科教育

「国語科教育」は、教科教育としての国語に関わる理論を専門的に学ぶだけでなく、具体的な指導法の構築を目指し、どのような授業を行えば学習効果が上がるのかなどの臨床的なテーマも扱います。したがって、ここでは関連する理論の紹介やその内容についての理解と検討、具体的な教科書教材の解釈やそれに基づく指導法の検討、実際の授業場面の分析などを通して、課題を包括的にとらえながら焦点化した研究となるような指導が行われます。

スタッフ
有澤俊太郎
渡部洋一郎
迎  勝彦

■国語学

「国語学」は、語彙、語法、方言、解釈の問題、文体、文章・談話のしくみなどの観点から、日本語についての専門的な知識を深めます。歴史的な文献、現代語の文献を対象とするだけでなく、現実に行われているコミュニケーションの実態についても取り上げます。具体的な事象を分析・考察し、研究論文にまとめていきますが、国語科教材の開発・研究に役立つ基礎的な視点と方法を学ぶことで、実践の場にもいかせるような研究を目指します。

スタッフ
野村眞木夫
高本 條治
白岩 広行

■国文学

「国文学」は、古典文学や近・現代文学作品を読解するために必要な種々の方法を学びながら、学習者それぞれが文学作品のもつ特質や時代・文化との関わりを明らかにすることのできる力を養成する授業を用意しています。個々の研究課題に十分な成果がもたらされるよう、授業以外にもゼミが開かれ、参加者それぞれの研究課題や能力に応じた具体的で実効的な指導を行っています。

スタッフ
下西善三郎
小埜 裕二

■書写書道

「書写書道」は、国語科書写の授業を中心とする「文字を書くこと」の学習とその基礎・周辺理論について扱います。芸術的・考古学的な従来の書道研究だけではなく、私たちが日常において書く行為や書き表された字形などについての研究、書写の実践と子どもたちが書く文字なども対象となります。授業は、字形、筆順、書字動作などについて具体的に考察し、国語科書写の教材化に役立つ内容を中心にしています。

スタッフ
押木 秀樹